先日、朝風呂に入っていたときのこと。髪を洗おうと湯船から出ると、なんか寒い。
どうやら換気扇をつけっぱなしにしていたようなので、「寒いしめんどくさー」と思いながら、片足を湯船に突っ込んだまま浴室のドアを少し開けた。隙間から手を出し、外にあるスイッチを切ろうと身を乗り出したら、足を滑らせ…
転倒‼
浴槽で思いっきり股関節を打ち付けた勢いそのままに、ドアへぶつかって床に倒れこんだ。
かなり大きな音がしたので、リビングにいた友紀さんが大慌てで「大丈夫!?」と駆け付け、ついてきた娘はただならぬ空気にキョロキョロアワアワ。
転んだ僕は痛みと、何より「こんなことで派手に転ぶなんて」という情けなさでしばらく動けなかった。
僕も今年で39歳になる。まだまだ20代のような感覚で生活していても、眞人先生とチーフから会社を継いだり、思わぬところで転んだりと、社会的にも身体的にもそういう年齢になってきたんだなー、と反省。
事故現場を見た友紀さんが言うには「ヒートショックで倒れたかと思ったよ。転んだだけで良かったね」とのこと。たしかに、幸い大きなケガもなかったし、今回のことは“いい大人なんだし、仕事でも生活でも横着しちゃいけないよ”という神様からのありがたいメッセージだと思うことにした。
なんとも情けない出来事だったけど、失敗を学びに今年1年はなにをするにも横着せず、性格と生活を改善できるよう丁寧に、丁寧に生活するぞ!